百合(ゆり)
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ユリの学名LILIUMはケルト語で白い花と言う意味があるそうです。英名ではLILY。
日本はユリの王国で世界で80種類の原種のうちの6分の1は日本産だそうです。
代表的な百合の種類は山百合・鬼百合・鉄砲百合・日光キスゲ・鹿の子百合・藪カンゾウ・野カンゾウ・姫早百合・姫百合等があります。
大輪の美しいカサブランカは日本の山百合が品種改良されて日本に逆輸入されたものとして有名です。

テッポーユリ

山百合
山百合
日本のユリを外国に紹介したのは江戸末期にシーボルトで、それまでのヨーロッパはユリはトルコ桔梗のような小ぶりのもので大輪のユリは珍しく、日本から持ち帰ったユリの球根はロンドンでは高価で競売されたそうです。特にヤマユリや鉄砲ユリは人気があり、明治初期これらの球根を輸出していたそうです。
シーボルトはユリだけでなく日本に自生する植物を収集、整理して「日本植物誌」を出版し、ヨーロッパ各地に通信販売をし普及させたそうです。
鬼百合
鬼百合


西洋でのユリのイメージは白ユリが中心でキリスト教時代、聖母マリアを飾る聖性、純潔としていろいろな儀式でユリを飾る習慣がありました。2世紀アジアからマドンナリリーが伝わりローマ時代中世末期は聖母マリアの象徴としてユリが描かれるようになりました。
また長い間花嫁が結婚式に持つ花も白ユリでした。そのように白ユリは生命力、子孫繁栄、幸福の象徴であり、十字軍の旗にもユリがデザインされ、フランス、ブルボン家の紋章にもユリが使われています。
その反対に日本ではユリは下向きに咲く花のために武士には好まれず家紋にはユリの模様ほとんど使われていないようです。
また、中国最古の薬草辞書「神農本草経」では白ユリは食用、薬用に利用されていた事が記されています。
白ユリの根は結核の治療薬に唐の時代には使用されていたそうです。結核菌を消滅させ免疫力機能を高めガンを抑える作用があり、又、ユリの花は精神の安定を図り皮膚を潤し皮膚病の予防や治療に効果があったそうです。
入浴剤として、美容薬膳して中国の古代宮廷では白ユリは色々な方法で利用されていたようです。


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