蓮 (はす)
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「ひらいた、ひらいた、何の花がひらいた、レンゲの花がひらいた、ひらいたと思ったらいつのまにかつぼんだ」
明治時代に作られたこの歌に出てくるレンゲの花とは蓮華(蓮の花)の事だったのです。私はなんと今までレンゲの花とは田んぼや野に咲くレンゲ草の事だと思っていました。この歌にあるように蓮の花は夜明けから昼ごろまでに開花しては夕方までに閉じてしまうという事を3日繰り返し4日目の昼には花びらが落ちてしまうそうです。ただし1日目は膨らむだけで、おわん型の様に開くのは2日目からだそうです。


ハスはハス科の多年生水草でその種類は530種ほどあるそうで、いまだに品種改良されその種類は増えているようです。
珍しい黄色の花「キバナバス」は北アメリカ南部の原産でアメリカインデアンもレンコンを食べていたそうです。どんな調理方法かちょっと興味がありますが・・・
古代ハスと言われる大賀ハスは昭和26年に千葉の検見川(当時東京大学検見川厚生農場)の地層から大賀一郎博士により発見されました。およそ2000年前の弥生時代のこの3個の種は昭和27年に1個だけ開花して、時間を経て今では全国に広まり人々の目を楽しませてくれています。
ハスの花は仏教徒の関わりが多く、汚れた泥の中から美しい清らかな花を咲かせ、多くのみを結び、子孫繁栄、不死などの象徴としてインドでは最も愛されている花だそうです。

蓮の花の色々な表情を見ているといつかは描いてみたいと思います。表葉の色と裏葉の色の違いや、枯れ始めた葉の色の美しさ。何と言っても透き通る花びらの光と影をいつか紙と絵筆で表現できたら。

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